2017年1月31日火曜日

発行者からメッセージとお願い

世間には、優れたワーキングマザーの方々は、とてもたくさんおられます。こうした方々と比較すると、私なんぞまだまだ修行中の身。とても立派なことを言えるような身分ではありません。


また、出産後に仕事を続けることが、唯一絶対の道だと言うつもりもありません。出産は命がけ。
また価値観はひとそれぞれです。

人生にかかわることを、無責任に、また安易に、勧めることはできませんし、そうするつもりもありません。


でも。

2016年4月21日木曜日

出産・育児にまつわる3つの誤解


出産や育児について、なまなましい話を聞く機会はなかなかありませんし、そうした話をして欲しいという依頼を受けることも一般的にはあまりありませんので、特に出産に関するリアルな話は「聞かれないから、話さない」という状況になっているように思います。

 
その結果、「よくこういう話を聞くけど、実際には違うんじゃないかな」と思われる言説を耳にすることがあることに気づきました。



というわけで今日は「出産・育児について、よく世間ではこう言うけど、自分の経験上それは違うんじゃないかな」と思う3つのことについて、ご紹介します。
1. 一人目より二人目以降のほうが、出産はラクになる
「ラクになる」と聞くと、痛みもやわらぎ、出産に必要な時間も短くなるのでは、と想像したくなります。が、残念ながらそこまでラクになるものではありません。
確かに出産の所要時間自体は短くなります。統計でも分娩所要時間は、初めて出産する人で12-16時間、二度目以降の出産で5-8時間となっておりますし、筆者自身も経験上、これは外れていないと思います。

ただ残念ながら、陣痛と出産に伴う痛み自体がやわらぐわけではないのです。時間が短くなっても、陣痛の痛みのレベルは何人生んでも同じですし、出産後に起きる「後陣痛」(わからない方はグーグル先生に聞いてみましょう)は、二人目以降の出産のほうがキツイと言われています。筆者もそうでした。
 
また初めての出産のときより、自分自身の年齢も上がっていますので、痛みに対する耐性が弱くなっているという側面もあるでしょう。

というわけで、「『一人目より二人目以降のほうが、出産はラクになる』というのは事実ではない」ということは、これから二人目の出産を検討される方は、ぜひ覚えておかれるとよいと思います。

「二人目以降は出産がラクになるっていってたじゃないー!話が違うー!」と分娩台の上で、のたうちまわることに、なりかねませんから。
 
 
2.     二人目のほうが、育児もラクになる
これも事実とは言い難いなぁと個人的には思います。
確かに、一度育児を経験しているとオムツの替え方、授乳の仕方など、赤ちゃんのお世話の仕方はひととおり身についていますし、「こんなときにはこうすればよい」という経験則も働くので、一人目のときほどにはオタオタせずにすむことが多いです。

でも、二人目のお世話をはじめるときには、すでに家の中に君臨している上の子がいるのです。しかもこの君主、突然現れたライバルが思いのほか強力だと思ったのか「赤ちゃん返り」という攻撃をしかけてきます。経験者はお分かりかと思うのですが、「自分だけを見つめて欲しい」という思いでぶつかってくる子供を、ふたり同時に相手するというのは、実に目が回る思いなのです。

というわけで、上の子を抱えて新生児のお世話をするよりは、どうして泣いているかわからなくてオロオロしてでも相手がひとりのほうがラクなのでは…と個人的には思うのです。


3.     退院後は日常生活に戻れるくらい体調が回復している

 
出産後、日本ではだいたい57日ほどで退院となることが一般的ですが、退院したからといって、日常生活に戻れるというわけではありません。

 
あまり生々しいことを書くのもどうかと思いますので、ここでは詳細は割愛しますが、出産後1ヶ月の間はまだまだ回復期。2-3時間おきの新生児への授乳時間以外は、横になって体を休める必要がありますし、60代以上の世代では「テレビや読書など、目を使うことはしてはいけない」と仰る方も少なくないようです。
 
「薄紙をはがすように、少しずつ回復する」というのが産後の体調回復ですので、退院して即、日常生活になど戻れません。

 

たまに「両親は遠方に住んでいるため頼れないし、夫も忙しいから、退院後はすぐに自宅に戻らないと」という方もおられます。新生児を抱えて日常生活のすべてを自分ひとりでこなすのは無茶ですので、ぜひ遠方の親御さんに当面、住み込みサポートをお願いしたり、地域の支援サービスを活用するなどして、自分は極力休む時間を確保してもらいたいものです。


以上、「出産・育児にまつわる3つの誤解」でした。
 
二人目だからって、そんなにラクになるわけじゃ、ないんですよー。

2016年2月16日火曜日

どうしたら待機児童はゼロになる? #taikijidou0challenge


こちらの記事でも書いたとおり、待機児童問題は深刻です。でも保育園事情が厳しいのは、日本だけに限った話ではありません。

米国やフランスの友人からも、保育所事情はかなり厳しいと聞きます。

2016年2月10日水曜日

転入先でまさかの保育園「不承諾」!「引っ越し入園」の落とし穴。私の「待機児童」体験、「待機児童ゼロチャレンジ」に参加します! #taikijidou0challenge  

双子のパパYuichiさんが立ち上げた「待機児童ゼロチャレンジ」 #taikijidou0challenge という活動を、たまたま流れてきたSNSの記事で知りました。

普段は時事ネタから離れて、淡々と?言いたいことを言いたいときに、自由に発信している霜月ですが、「待機児童」については一言も二言もいいたいことがある!
 
ということで、「待機児童ゼロチャレンジ」に参加します!

2016年2月8日月曜日

仕事の顔と、母の顔

いつも意識していることながら、なかなか完璧にコントロールできないことがあります。

それは、「仕事の顔を、子供たちの前で見せない」 ということ。また「仕事で嫌なことがあっても、その感情を子供たちの前では見せない」ということです。