2012年3月12日月曜日

マラソン大会からの学び(2)

先日は「マラソン大会からの学び」として、
・勝負の厳しさを学ぶこと
・努力する喜びを感じること
の大切さについて、触れました。

少し間が空いてしまいましたが、今日はその続きとして、もうひとつ得た学びについて記そうと思います。

■マラソン大会を観戦していて気づいたこと、それは「子供にも得手不得手があるんだなぁ」という、当たり前すぎる事実でした。

走るのが得意な子、一生懸命走っても遅い子、そもそも走るのが嫌いな子。

・走るのが好きで得意な子は、努力すれば、もっともっと速くなります(当たり前ですが)。
→自分の「強み」x「努力」によって、どんどん伸びてゆける最強にして理想的なパターンです。そのまま突き進めば、素晴らしい結果を手にできるでしょう。

・「走るのが好きだけど、少し苦手」なら、どんどん努力してもらいたいと思います。
→「好き」という気持ちさえあれば、「少し苦手」くらいなら、特に子供のうちは、努力でひっくり返せるはず。なので、今年遅かった子でも、走ることが好きなら、地道に努力してカッコ努力は実る」ことを体験して欲しいなぁと思っています。

難しいのは、
・そもそも走るのが嫌い、だから走るのが遅い場合。
→子供のうちに諦めることには賛否両論あるかもしれませんが、個人的には、他に打ち込めることに時間を使った方がいいんじゃないかなーと思います。

「自分の土俵はここではない」と早々に見切ってしまい、親も思い切って割り切ってしまう。好きでもなく、苦手なことに資源を投下するのは可能性の浪費だと思うので…。「努力する喜び」は、他の分野で習得すれば良いのではないかと。

これって、社会に出てビジネスパーソンとして切磋琢磨している方なら、当たり前のように持っている視点ですよね?

そして不思議なことに、子供達は集団生活を送りながら、「自分の強み」「自分の土俵」を見つけてゆくようなのです。「これはあの子が得意」だから「自分はこれで勝負!」という感覚、覚えはありませんか?

子供のうちには当たり前のように「強み」を意識しているのに、いつしか忘れてしまう(忘れさせられてしまう?)。

子供のうちから「好きなこと」「強みとなること」にフォーカスする視点を忘れずに、そのまま伸ばしてあげたい。それが社会に出た時にも役に立つはず。

そう感じた出来事でもありました。
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◆ 今日の"Think AND"

・子供にも得手不得手がある。走るのが好きで得意なら、そのまま突き進めばいい。少々苦手でも好きなら、努力で乗り越えられる。

・しかし、走るのが嫌いなら、子供であっても「ここは自分の戦う土俵ではない」と早々に見切りをつけて、好きなことに資源投下すればよいのでは?

・ビジネスパーソンが持つこの視点、実は子供は自然と身につけている。子供のうちから「好きなこと」「強みとなること」にフォーカスし、そのまま伸ばしてあげたい。それが社会に出た時にも武器になるはず。
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