2012年6月27日水曜日

効率化しても、間に合わないとき

少ない時間で最大のアウトプットを出すための方法として、これまで、こんな方法あんな方法をご紹介してきました。

そして、時間の使い方についても、人によっては「ここまでするか?!」というような方法も取って、厳しく取り組んでいます。

が、それでも、どうしてもできない、一人では回すことができない、という状況も、いつかは必ず訪れるもの。そんな時、どうすれば良いでしょうか?

考えられるのは、以下の3つの選択肢です。

1. アウトプットのクオリティが下がることは覚悟の上で、手放す(人に任せる)
2. クオリティを下げる(自分で処理するが、かける時間を減らす。その分のクオリティ低下には目をつぶる)
3. 捨てる(諦める)

1. は、部下がいるマネジメントの立場にいる人なら、必ず考え、実行されていることだと思います。

2. は、なかなかこれを潔し良しとしない方も多いかもしれません。

が、芸術の世界では「100点満点の作品を、時間をかけてたったひとつだけ生み出すのは素人。80点の出来の作品でも、期限内にコンスタントに生み出すのがプロ」ということもあるようですし、すべてに完璧を求めず、目的を最小限満たす出来で手を打つ、という考えも、時には有効なのではないかと思います。

(もちろん、時と場合と状況にもよります)

問題は、3. です。

これまで行っていたことを止めるには、勇気がいります。しかも、本当に止めて大丈夫なのか、きちんと検証した上で「止める」と決断する必要があります。

どのようにしたら「捨てて大丈夫なタスク」がどれかを、見極めることができるでしょうか?

明日は私なりの「捨てる」流儀をご紹介します。

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