ダイヤモンド・オンラインで、ノンフィクションライタの降旗学さんが、「イケテルカノジョ養成講座」という連載をしています。
私はこの降旗学さんの文章がとても好きです。
数年前に、別媒体で連載していた時から。
めちゃくちゃ長くて、すぐ脱線するし、9割おふざけの時もありますが(そして、このおふざけはすべて計算されている…と思う)、残りの1割でめちゃくちゃイイコトをさり気なくサラリと言う、あの軽妙さがクセになります。
そして、こういう文章は、決して、自分には書けないなぁとも思います。
そもそも「簡潔に、簡潔に」と筆を進めてしまうタイプなので、ひとつの物事をじっくり観察して、緻密に描写し、詳細を積み上げて行くスタイルの文章に憧れます。
例えば、「チョコレート」をテーマにしたとき。
私だったら、
・なぜチョコが好きか
・欧州、日本、北米のチョコの味の違いについて
・好きなショップ
・今まで食べた中で一番おいしかったチョコ
くらいに言及して終わりにする・・・ように思いますが、
降旗さんだったら、
・チョコにまつわる思い出話し(バレンタインとか?)+少し脱線
・手作りチョコ論(?)
だけで、文章をどんどん紡いで行くことができるんだろうなぁと思います。
きっと、文章を書くこと自体が、とても好きなんだろうなとも思います。
(まぁ、それを生業にされているわけですから…)
ないものねだり、なのかもしれません。
でもやっぱり、自分には書けない文章には憧れます。
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