2012年11月16日金曜日

時差通勤のススメ

働く妊婦にとって、頭の痛い課題のひとつ、それが朝の通勤電車です。

朝の通勤ラッシュの電車には、リスクがいっぱいあります。

お腹をおされたり、混んでいる電車内で体重をかけられたり、突き飛ばされたり、という実害リスクに加え、あのギスギスしたオーラ、気持ちがささくれ立ってしまいます。

とはいえ、「妊娠は病気ではない。できるだけ普通にしていたい!」と思う気持ちもあると思います。

私もそうでした。

第一子のときは妊娠9カ月に入るまでは、時差勤務などをすることもなく、普通に朝の通勤電車に乗っていました。第二子のときは、切迫流産になってしまったため、早々に時短モードに切り替えざるを得なかったのですが、それでも「できるだけ普通にしていたい、だから普通に出社したい」という気持ちは、ずっと心にありました。

が、今回はこれまでの妊娠とは異なり、年齢的に体力的な衰えを顕著に感じるようになったため、「このままでは仕事のパフォーマンスに影響が出る」と判断、2ヵ月ほど前から出社時間を1時間遅らせる時差通勤に切り替えました。

結果、やはり、朝の通勤電車を避けるようにして、良かったです。

というのも、通勤電車で立ちっぱなしという体力的な負担だけでなく、「お腹をかばわなくては」という緊張感による精神的な疲労も、無意識のうちに蓄積されていたようなのです。

もちろん必要な時には、最善の注意を払って通勤電車に乗ることもありますが、その時には、
・できるだけ空いている電車に乗る
・できるだけ空いている車両に乗る
・グリーン車等を利用する

など、できるだけ混雑に巻き込まれないよう、留意しています。

周囲の目は気になるかもしれませんが、妊娠しても、多くの場合、仕事の責任も給与も減らないのですから、最低でも通常と同じパフォーマンスをすることは、義務でもあります。

ですから、そのために、体力的な負担を減らし、そのぶん仕事への集中力を高めて、キッチリ仕事をするべく、思い切って時差通勤にすることをお勧めします。理性ある上司、あるいは職場なら、きっと理解を得られることでしょう。

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