2013年1月17日木曜日

ただ、事実を提示する

最近、歯科治療に通っています。

本来は、治療をする必要が生じる前に、予防歯科検診を定期的に受けていれば良かったのですが(そして、そうすべき、ということも頭では理解できていたのですが)実は、私は大の歯科嫌い。

…「いや、好きとか嫌いではなく、必要なのだから行かなきゃダメじゃん」という声が聞こえてきそうなのですが、とにかくあの治療時の音がダメで、例え自分が歯科検診であっても、近くからあの特有な「きゅいーん!」という音が聞こえてくると、大げさでなく、気が遠くなりそうになるのです。

こんな私ですが、今回の治療をきっかけに、定期的に歯科検診を受診することを決めました!

というのも、今回は夫のかかりつけ医院に初めて行ったのですが、とても信頼がおける治療をしてくれたから。そして、完全予約制のため、自分が検診している時に、あの治療音を聞かずにすむ、ということも、大いに影響してはいるのですが…。

見てしまったのです。
自分の口の中が、どんな状態になっているかを。そして、治療中にどれだけ「バッチイモノ」を掻き出しているかを。32インチの大画面で、動画で。

いやぁ、衝撃的でした。

もちろん、先生は「だから予防歯科検診を受けないとダメですよ!」的なお説教は、いっさい言いません。予防歯科検診の必要性を、くどくど解説したりも、しません。

でも、これを見たら「もう二度と虫歯治療をする事態など招かないようにしよう」と思わざるを得なかったです。もしかしたら、喫煙者が自分の肺が真っ黒になっているのを見て、禁煙を誓う感覚に近いかもしれません。

人を動かそうとしたら、心から納得してもらうこと。そしてそのためには、ただ黙って事実を提示すること。余計な言葉がない分、効きます。

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